ちょっとした工夫で更に美味しく
ベルギー料理のカルボナード・フラマンドは、本来は牛肉の黒ビール煮ですが、豚肉でつくっても美味しくなります。肉を焼いて、玉ネギもたっぷり入れてコトコト煮込むだけでカンタンにできます。
この場合は豚肩ロース肉ブロックを使うといいでしょう。また、肉は厚く切ったほうが美味しいと思います。
煮込みのルーは、ビールとトマト缶で作ればいいのですが、ニンジンやジャガイモ、ブリッコリーを茹でて、煮込んでいる最後に加えればボリュームもアップすることができます。
ちょっとビターにビールで煮込むカレーもお勧めです。ビールで煮込むとちょっとビターですが独特のコクがある大人のポークカレーになりますが、アルコール分は飛んでしまうので、子どもでも食べられます。
ここでは先に焼いた肉を鍋で30~40分かけて柔らかくなるまで煮込み、これとは別に、ニンニク摩り下ろし、バルサミコ、ウスターソース、醤油、砂糖などとビールを煮るのがポイントになります。
カレーのルーは最後に割入れて、優しくルーかき混ぜ完全に溶かし、バターも入れて弱火で少し煮込んだら完成となります。
こうしたちょっと工夫を加えたビール煮込みのレシピも料理サイトではいろいろ紹介されています。アルコール分をしっかり飛ばせば子どもも含めて家族全員で楽しめる料理になります。カレーはビーフでももちろんOKで、カレールーもお好みでいろいろ試してみてください。